

NS-062 Bubblegum: バブルガム
バブルガムは完全に不透明のフラミンゴピンクです。炎雰囲気に対して安定しているため変色する心配なくどんな炎でも作業することができます。熱に対しては敏感なため柔らかい炎で優しく加熱して下さい。一度熱のベースが出来上がると泡が吹くことなく高温を与えることが出来ます。バブルガムは裏打ちの色としてとても良く、スカルプチャーにも向いています。この色をアンバーパープルやダブルアンバーパープルの裏打ちとして使用してみて下さい。金のフューミングの裏打ちにつかっても素晴らしい効果です。バブルガムに関する追加の情報はノーススターニュースレター15号を参照して下さい。

NS-063 Canary: キャナリー
キャナリーは明るく濃い不透明のレモンイエローです。とても目立つ色で棒引きや吹き作品に向いています。炎の科学的性質にそれほど敏感ではありませんが還元炎の使用は避けて下さい。キャナリーは熱に対しては敏感なため泡が吹かないように注意深く作業して下さい。クリアでのインケースは色を守るための別の方法ですがキャナリーには必要ありません。柔らかい炎で注意深く作業すれば泡を吹いたり跡が残ることなく表面で使用することが出来ます。イエローをキャナリーに被せるととても良い色の効果が生まれます。濃い不透明色に関する追加の情報はノーススターニュースレター14号を参照して下さい。

NS-064 Lava: ラバ
ラバは明るく濃い不透明のオレンジです。とても明るく棒引きや吹きに向いています。炎の科学的性質にそれほど敏感ではありませんが還元炎は使用しないようにして下さい。ラバは熱に対しては敏感なため泡を吹くのを避けるために注意深く作業して下さい。インケースは色を守るための別の方法ですがラバには必要ありません。柔らかい炎で注意深く作業すれば泡を吹いたり跡が残ることなく表面で簡単に作業できます。ルビーを重ねると素晴らしい色の効果が生まれます。

NS-065 Cherry: チェリー
チェリーは濃い不透明色のなかでも最も目立つ色の1つで、棒引きや吹きに向きの明るいキャンディアップルレッドです。チェリーは還元に対してわずかに敏感なため柔らかニュートラルフレームで作業して下さい。チェリーは熱に対しても敏感なため泡を吹くのを避けるために注意深い作業が必要です。クリアでのインケースは色を守るための別の方法ですがチェリーには必要ありません。柔らかい炎で注意深く作業すれば泡を吹いたり跡が残ることなく表面で簡単に作業できます。ルートビアーをチェリーに重ねると素晴らしい色の効果が生まれます。追加の情報はノーススターニュースレター14号を参照して下さい。

NS-066 Sublime: サブライム
サブライムは光の加減で色の変化する透明な信号機のグリーンです。ノーススターのパレットのなかでも最も目立つ色の1つです。サブライムは炎雰囲気に対して安定しているため変色する心配なくどんな炎でも作業できます。この色は透明色ファミリーのメンバーですが十分に飽和しているため薄く吹くことができます。上塗り色としての利用法は最もエキサイティングで、ブルーキャラメルに被せると驚くような見た目を得ることが出来ます。その他にはスターホワイトに被せるのも良いでしょう。追加の情報はノーススターニュースレター9号を参照して下さい。

NS-069 Green Amber/Purple: グリーンアンバーパープル
グリーンアンバーパープルはノーススターアンバーパープルファミリーの中でもとくに高濃度でエキサイティングな色で、素早く反応し青々としたパープルブルーへとストライクします。この色はフレームストライクに向いていて淡いシルバーブルーから不透明のシーグリーン、そして完全なグレーまでの幅広い色を生み、素晴らしい効果を得ることができます。とても高濃度のため高温の酸化炎を使用して下さい。還元はストライクに影響を与えます。この色で出来ることはたくさんあります。グリーンアンバーパープルに関してのコンプリートガイドはノーススターニュースレター3号を参照して下さい。

NS-070 Ice Blue:アイスブルー
アイスブルーは人目を引く類い稀な魅力をも持った青々としたコパーブルーです。この色は明るい透明色ですが、たとえ薄い層であっても光学的な深みを持っています。棒引きやケーンには向いていません。しかしながら吹きやスカルプチャーではとても良く機能します。そしてこの色は上塗り色としてつかうと印象的な効果があり、ブルームーンの上に重ねると魅力的なブルーを生みます。アイスブルーをくすみや変色から守るためには酸化炎で作業して下さい。ニュートラルフレームから還元炎の間で作業すると暗くなり赤の筋が成長します。アイスブルーに関する追加の情報はノーススターニュースレター10号を参照して下さい。

NS-072 Glacier Blue: グレイシャーブルー
グレイシャーブルーはアイスブルーのより暗いバージョンで、グリーンの色合いを含んでいます。薄い層にしても光学的な深みを維持するため吹きやスカルプチャーに向いていますが棒引きやケーンには向きません。この色は上塗り色として使用すると印象的な効果があるので、ペリウィンクルやスカイラインの上に重ねてみて下さい。アイスブルーと同様にグレイシャーブルーも還元炎に対して敏感です。アイスブルーより高濃度のため還元による反応に十分に注意しなければなりません。強酸化炎を使用すれば赤っぽいブラウンの縞模様は成長しません。グレイシャーブルーに関する追加の情報はノーススターニュースレター10号を参照して下さい。

NS-073 Millennium Moss: ミレニアムモス
ミレニアムモスは明るい半透明のアベンチュリンカラーで、吹きや棒引きに向いています。薄く伸ばされた時でも鮮やかさとスパークルの輝きを維持します。ミレニアムモスの純粋なグリーンを維持するためにはニュートラルフレームからわずかに酸化した環境で作業して下さい。還元炎で作業した場合赤っぽい縞模様が成長します。極端にインケースした場合は入念にアニールしなければなりません。鮮やかな色の効果を得るためにはミレニアムモスをスターホワイトに重ねて下さい。ミレニアムモスの使用に関する追加の情報はノーススターニュースレター11号を参照して下さい。

NS-075 Indigo Aventurine: インディゴアベンチュリン
インディゴアベンチュリンは完全に不透明な深いナイトブルーのアベンチュリンカラーです。吹きや棒引きに向いていて、高温で作業できる使いやすい色です。最も鮮やかな状態を保つためにはニュートラルフレームからわずかに酸化した環境で作業して下さい。スターホワイトに重ねると素晴らしい仕上がりです。またアイスブルーでインケースもおすすめします。追加の情報とインスピレーションを与える制作のヒントはノーススターニュースレター12号を参照して下さい。

NS-076 Onyx:オニックス
オニックスはノーススターパレットのなかで最も滑らかで飽和したブラックで、棒引きや吹きに向いています。これはグリーンをベースとしたブラックで特定のライトの下ではわずかにグリーンの色合いが見えます。オニックスは還元に敏感ではなく、また泡を吹くことなく高温で長時間作業することが出来ます。ベストな仕上がりを得るためにはニュートラルフレームで作業して下さい。アンバーパープルに裏打ちするととても良い仕上がりです。ダイクロやシルバーとゴールドのフューミングの裏打ちにするのも良いでしょう。オニックスに関する追加の情報はノーススターニュースレター13号を参照して下さい。

NS-077 Deep Sea Blue: ディープシーブルー
ディープシーブルーは完全に不透明な飽和したブルーで棒引きや吹きに向いています。NS-022 ポラリスの代用品を求めているならこれは最も近い色です。熱や炎の雰囲気に敏感ではありませんが最も良い仕上がりを得るためにはニュートラルフレームで作業して下さい。この色はイリッドやタークエサのような色の裏打ちに良く、キャナリーとも良く合います。ディープシーブルーに関する追加の情報はノーススターニュースレター13号を参照して下さい。

NS-078 Mystery Aventurine:ミステリーアベンチュリン
ミステリーアベンチュリンは深いパープルとレッドへストライクする鮮やかなアベンチュリンカラーで、薄く伸ばすと淡く黄色っぽいアンバーへ変化します。ミステリーアベンチュリンは吹き作品や棒引きでの利用に向いています。還元に対してはそれほど敏感ではありませんがニュートラルフレームでの作業をおすすめします。キルンストライクは最良の仕上がりを得る方法です。極端にインケースした場合は作業時間を最短に抑え、アニールは入念に行って下さい。ミステリーアベンチュリンはスターホワイトやオニックスの上で素晴らしい見た目を発揮します。.

NS-080 Hyacinth: ヒヤシンス
ヒヤシンスは完全に不透明の人工的なパープルで、吹き作品や細い棒引きに向いています。熱と炎の雰囲気に対しては敏感なため泡が吹かないようにゆっくりと加熱します。一度赤く光り熱のベースが出来上がると高温で作業することが出来ます。この色は高濃度のため還元に対して敏感です。炎が十分に酸化していない状態ではグレーとブラウンの縞模様がガラスの表面に成長します。深いパープルを得るためにはヴァイオレットを重ねて下さい。

NS-079 Blue Spruce: ブルースプルース
木が年輪を持っているのと同様にブルースプルースの表面にも鋼のようなブルーの細い筋が規則的に現れます。還元はこの細い筋と輪を成長させます。酸化炎をキープするとブルースプルースは元の状態を保ち吹きや棒引き向きの飽和した不透明のブルーグリーンを提供してくれます。還元を試した後クリアで包むと素晴らしい効果です。アンバーパープルとの相性も抜群です。全ての人が持つべき色と言えるでしょう。

NS-081 Blue Caramel: ブルーキャラメル
ブルーキャラメルは高濃度のストライキングカラーです。強酸化炎で作業した場合にはスモーキーブルーとグリーンを生み、還元では銀を含んだ小麦色になります。インケースすると鮮やかなメタリックグリーンへと変化します。とても作業しやすく棒引きや吹きに向いています。サブライムを表面に重ねると素晴らしいグリーンの効果を得ることが出来ます。

NS-083 Skyline:スカイライン
スカイラインは完全に不透明の明るいベイビーブルーです。還元や熱に対して敏感ではありませんが泡が吹かないようにゆっくりと加熱して下さい。一度光り熱のベースが出来上がると高温で作業することが出来ます。スカイラインは全ての透明色に背景色として良く合います。作業に関する追加の情報はノーススターニュースレター22号を参照して下さい。

NS-084 Goldenrod: ゴールデンロッド
ゴールデンロッドは鮮やかで高濃度な不透明イエローで、棒引きや薄い吹き作品に向いています。炎の科学的性質にはそれほど敏感ではありませんが、過剰な還元炎は使用しないようにして下さい。ゴールデンロッドは熱に対しては敏感なため泡が吹かないように注意深く作業しなければなりません。クリアでのインケースは色を守るための別の方法ですがゴールデンロッドには必要ありません。柔らかい炎で注意深く作業すれば泡を吹いたり跡が残ることなく表面で使用できるでしょう。ゴールデンロッドの上にアンバーパープルを重ねると素晴らしい色の効果を得ることが出来ます。高濃度の不透明色に関する追加の情報はノーススターニュースレター14号と26号を参照して下さい。

NS-085 Poppy: ポピー
ポピーは高濃度の不透明色ファミリーのなかで最も目立ち、飽和していて、作業のしやすい色です。薄い吹き作品や棒引き向きの深いハロウィンオレンジで、炎の科学的性質に対して敏感ではありませんが泡を吹かないように注意深く作業したほうが良いでしょう。クリアでのインケースは色を守るための別の方法ですがポピーには必要ありません。柔らかい炎で作業すれば泡を吹いたり跡が残ることなく表面で簡単に使用できます。さらに複雑な色の効果を得るためにはライトルビーをポピーに被せます。追加の情報はノーススターニュースレター14号を参照して下さい。

NS-086 Garnet:ガーネット
ガーネットはセルフストライキングルビーファミリーのメンバーで、ノーススターが現在提供している3つのセルフストライキングルビーのうち中濃度の色で、中程度の厚みの吹き作品に最も向いています。このセルフストライキングルビーはエアバブルを含まず作業性能を向上させた新世代の色と言えます。ガーネットを使用するときはニュートラルフレームで作業して下さい。一度ガーネットを加熱するとノーススターのスタンダードなルビーと同様に透明になりますが、冷えると本来のルビーレッドに戻ります。ストライクは容易に繰り返すことができ、最終的な色はキルンに影響されません。複数回の再加熱でも色の減退は起きませんが最終的なレッドは最初のロッドの色より暗くなることにご注意下さい。一度加熱してストライクさせると最終的な色を確認することが出来ます。ガーネットを彫刻的なものやインサイドアウトに長時間使用するとブラウンへ変色する可能性があります。これは普通溶けるまで再加熱することで本来の色へ戻すことが出来ます。ガーネットに関する追加の情報はノーススターニュースレター26号を参照して下さい。